上映中映画「バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」を観てきました。ゲーム原作への原点回帰!
2022年1月28日上映開始の映画「バイオハザード ウエルカム・トゥ・ラクーンシティ」を観てきました。
ここのところ、映画館で映画を見るたびに宣伝動画が流れていたので気になっていた映画です。
ただ、注意しなくてはいけないのは、ポール・W・S・アンダーソン監督×ミラ・ジョボヴィッチ主演の「バイオハザード」シリーズとは全く異なる映画であるということ。
ぶっちゃけ1億ドルをかけて製作したミラ・ジョボヴィッチ版「バイオハザード」シリーズを期待していると拍子抜けになるかも知れません。
今回のストーリーはあくまでもカプコンが1996年からリリースしたゲームソフト「バイオハザード」シリーズをもとにしているのです。
しかし、単純に「バイオハザード」をなぞったものではなく、主要キャラとクリーチャーを整理し生かしながら融合させた映画になっています。
GAKUTEN的お勧め度は ★4.0です!
但しゲームファンとして
自身もゲーム「バイオハザード」のコアファンであるという脚本/監督 ヨハネス・ロバーツの「バイオハザード」愛が詰まった映画だと思いました。
正直、映画やストーリーで文句のつけようがありませんでした。
このような方にお勧めの映画です!
・ゲーム版「バイオハザード」のファン
・ホラー映画が好きな方
・ゾンビ映画が好きな方
逆に上記が苦手という方には向いてないかも。
ゾンビ映画好きにとってはどうかな。物足りないかも。
私は学生時代様々な映画を観ていましたが、ゾンビ映画もその一つです。
ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画はずいぶんと観ました。
古典「Night of the livingdead」から「地球最後の男」、「死霊のはらわた」など古典的主要なゾンビ映画は一通り。
最近の「ウォーキング・デッド」シリーズファンは多いでしょうから意見も伺いたいところです。
こちらに「バイオハザード ウエルカム・トゥ・ラクーンシティ」の公式HPへのリンクを付けておきました。
ゲームにおける「バイオハザード」シリーズのストーリーは?ネタバレ小で
今回の映画は「バイオハザード」シリーズの中でも「バイオハザード」(1)と「バイオハザード2」。もっと正確に言うと「バイオハザード HDリマスター」版(任天堂 ゲームキューブ、Wii用リメイク)の内容も一部含みます。
「バイオハザード」の内容については、昨日の記事「1月28日上映開始!「バイオハザード ウエルカム・トゥ・ラクーンシティ」は元祖ゲームファンにはかなり嬉しいんじゃないかな。」
で少々詳し目に書いています。
ゲーム版のストーリーと映画はエッセンスを取り込みながらそれなりに異なる部分も在ります。
映画の楽しみ方として、ゲームストーリーと同じところ、違うところを観ながら楽しむというのもありだと思います。
私も映画を観ながらこのシーンあったな! とか、ここはオリジナルだ!とか思いながら結構たのしんでました。
読者の中にはゲームに興味のない方、「バイオハザード」をプレーしても「バイオハザード3」以降しかしたことがない方も多いと思います。
人によって違うかも知れませんがストーリーを理解することは、今回の映画を楽しむ上で参考になるかも知れません。
ということで
超超簡単にストーリーを数行で書くと
ゲーム「バイオハザード」のストーリー(超簡単)
主人公は二人、ラクーン市警察所属特殊作戦部隊S.T.A.R.S.に所属する「クリス・レッドフィールド」と「ジル・バレンタイン」です。プレーヤーは二人のどちらかを選択。パートナーとストーリーは若干どちらを選ぶかで変わります。
これはその後の「バイオハザード」シリーズも同じ。
舞台はアメリカの地方都市ラクーンシティ。
幾重不明になった仲間の捜索に墜落したヘリのもとに赴きます。そこに半分腐った野犬の群れが襲ってきます。
逃げ込んだのが洋館。その洋館には仲間の死体と徘徊するゾンビ。
どうして人がゾンビになったのか?
そんな謎が明らかになりながら死闘の末、洋館を脱出するという話です。
洋館の中という閉鎖された空間の中で突然襲い掛かってくる様々なクリーチャーと戦いながら脱出を目指す。ホラー・サバイバルゲーム。
ゲーム「バイオハザード2」のストーリー(超簡単)
時期的には「バイオハザード」の事件の2か月後、主人公は2人。新しく配属された新人警察官「レオン・S・ケネディ」と消息を絶った兄「クリス・レッドフィールド」を探すために訪れたクリスの妹、女子大生の「クレア・レッドフィールド」。プレーヤーはこの二人のどちらかを操作。どちらを使うかでストーリーや巡り合う人が幾分か異なります。
舞台はラクーンシティの市内と地下の研究所。
炎上しゾンビの徘徊する町を何とか警察署にたどり着く。
その後、地下研究所にたどり着きバイオハザードがアンブレラ社が開発した生物兵器「Tーウイルス」が原因で引き起こされたことが判明。
最後は地下研究所から死闘の末、貨物列車で脱出する。
「バイオハザード」と比べて、舞台が町になったり武器やストーリーに凝ったところがあります。個人的には「バイオハザード」の閉鎖された洋館の中で、突然襲い掛かってくるクリーチャーの恐怖。「バイオハザード」の方がドキドキした覚えがあります。
映画を観て私が気に入ったところ(少々ネタバレあり)
キャラクター
「バイオハザード」にも「バイオハザード2」にもキャラクターはそれなりに出演してくるのですが、物語上かかせない人物はもれなく登場していました。
このキャラの選別にはかなり苦慮したんじゃないでしょうか?
主要キャラとして
クリス・レッドフィールド(ロビー・アメル)
クレア・レッドフィールド(カヤ・スコデラリオ)
ジル・バレンタイン(ハナ・ジョン=カーメン)
アルバート・ウェスカー(トム・ホッパー)
レオン・S・ケネディ(アヴァン・ジョーギア)
バイオハザード2でレオンやジルと関りの深いキャラクター
エイダ・ウォン、シェリー・バーキン、アネット・バーキン、ウイリアム・バーキンも出てきます。
特にエイダ・ウォン、シェリー・バーキンは必須キャラでしょう。
エイダ・ウォンはおまけって感じの出演でしたが。どこかで出したかったんでしょうね。
たぶん演出上、レッドフィールド兄妹が主人公でストーリーを作っている関係上仕方ないんでしょうけど正直、ジル・バレンタインのイメージが違うんですよね。
そこが少し残念。
クリーチャー
ゾンビ的な最大の敵となるG生物、タイラント、リッカー、もちろんゾンビ、ゾンビ犬、ゾンビカラス。
何と言ってもTウイルスの繰り返された実験の末、最強の存在になりその登場が最高に怖い存在だった「リサ・トレヴァー」にクレアとの関りを付けたのはとても良かったですね。
ゲーム上印象深いシーンの数々(少しだけネタバレ)
「バイオハザード」の印象深いシーン
・ゾンビ犬が次々と襲い掛かってくる
・洋館のホール(入ったところ)行き詰るとホールに戻ってきた
・ゾンビ犬がとびかかってくる回廊(なんどかここで犬に殺された)
・ピアノのある部屋
・G生物との戦い
だけど、サメのシーンは外して欲しくなかったなぁ。多分、ラスボス以外の場所で一番苦労したとこなんで。
「バイオハザード2」の印象深いシーン
・警察署
・タンクローリーの炎上
・地下の研究所
・貨物列車からの脱出シーン
・タイラントとの戦い
他にもなんか洋館の外でゾンビカラスに襲われて苦労した記憶があるんですよね。
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