そうだ。京都行こう! 映画「舞妓Haaaan!!!」の感想と「舞妓Haaaan!!!」的京都観光

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丁度紅葉のシーズンです。コロナ禍での移動制限が明けたということで京都に行ってきました。
今回のテーマということで(普通に紅葉散策なんでしょうが)、京都を舞台とした数ある映画の中で思い出したのは
宮藤官九郎脚本の2007年の京都を舞台にしたコメディ映画「舞妓Haaaan!!!」です。
この「舞妓Haaaan!!!」の映画パンフレットって、小さいサイズの特殊な形になっていて、中には京都案内の地図も入っているんです。
Amazon Prime の無料視聴できるし久しぶりに「舞妓Haaaan!!!」を視聴。
京都の写真も撮ってきました。

映画「舞妓Haaaan!!!」ってどんな映画? あらすじです。

映画「舞妓Haaaan!!!」は、2007年6月16日から上映された京都を舞台にした日本のコメディ映画です。興行収入20億円強。
監督は「水田伸生」さん。脚本は「クドカン」こと「宮藤官九郎」。主演は阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウの3人。他の出演者として伊東四朗、早織(小出早織)、京野ことみ、植木等などなど。
(植木等さん出演の最後の映画とのこと。ご冥福をお祈りいたします)

即席めん会社のサラリーマン、鬼塚公彦(阿部サダヲ)が高校生での修学旅行の時に舞妓さんに助けられたのをきっかけに強烈な舞妓好きになり、舞妓を応援するサイトを運営していた。そんな中、人事異動で「かやく工場」と呼ばれる京都支社に転勤になり念願の舞妓遊びができると意気込むが、『一言さんお断り』の壁に阻まれてお座敷遊びができない。
なんとか舞妓遊びをしようと苦慮した結果、自分の会社、鈴谷食品の社長(伊東四朗)に強引に接近。紹介して欲しければ成果を出せと告げられる。
体を壊す寸前になりながらも成果を出し、鈴谷社長に紹介され念願のお座敷遊びを体験する。
そこで、鬼塚の舞妓応援サイトを荒らしていた野球選手の内藤貴一郎と遭遇する。一方、東京にいた時に付き合っており、京都出身でないことが分かった途端に分かれた大沢富士子(騎富士:柴咲コウ)が追いかけて舞妓の世界に足を踏み入れたのだった・・・・。

ってな話です。

やっぱり宮藤官九郎らしい面白い脚本ですわ

宮藤官九郎さんは京都で、舞妓をテーマにした理由を次の様に言っています。
「今回なぜ舞妓さんをテーマにしたか、というとお座敷遊びというのが僕にとって未知の世界で、しかも現代の常識では計り知れないルールやしきたりがあって、なおかつ視覚的にも華やかでなんか新しいんだか分からないところに惹かれました。いろいろ調べたら案の定いっぱいネタがあって面白かったです。」
鬼塚公彦(阿部サダヲ)、内藤貴一郎(堤真一)、大沢富士子(柴咲コウ)の3人が絡み合ってジェットコースターの様に様々な話が展開していき全く飽きのこないストーリー展開になっています。

映画「舞妓Haaaan!!!」お勧め度 ★4つ

こんな方にお勧め
・コメディ映画が好きな方
・宮藤官九郎脚本が好きな方
・京都舞台の映画が好きな方
・舞妓さんの世界を見てみたい方
・柴咲コウさんの好きな方


逆にこんな方には向かないかも
・ストーリーにリアリティを求めている方
・阿部サダヲの怪演についていけないという方


主人公の鬼塚は内藤と張り合う中で様々な仕事に挑戦し成功します。当然、そんなことは無理なのでリアリティがないって言えばない。でも極端に降った楽しさと真っすぐなひたむきさを表現しているという風に考えると、コメディ映画として見ている私には全くといって気になりませんでした。

映画「日本沈没」の紹介記事でも言いましたが、私は柴咲コウさんが結構好きなんですよね。
あの独特の雰囲気が好きなんですよね。
笑った顔もそうですけど、泣きそうな顔があんな印象的な女優さんて他にはいないですよね。

映画「舞妓Haaaan!!!」のパンフレット紹介

片手で収まるサイズで折り畳みができる変わったサイズのパンフレットです。
というのも、中にはロケ地マップがあって京都市内の地図が載っています。

地図片手でって、最近ではスマホ片手で十分ですよね。
でもここがロケ地なんだと思うとまた少し違った見方ができるかも。
この映画「舞妓Haaaan!!!」以外にも多くの京都を舞台にした映画があります。
古くは「蒲田行進曲」や「鴨川ホルモー」、アニメだと「劇場版響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」「HELLO WORLD」、「夜は短し歩けよ乙女」(独特の雰囲気で好き)。純愛物で「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」、青春モノ?「逆光の頃」、歴史?「本能寺ホテル」(綾瀬はるかも大好き)。同じ舞妓を題材にしたものでは「舞妓はレディ」とか。
そう言えば「るろうに剣心~伝説の最後篇~」も京都が舞台でしたかね。
好きな映画をネタに京都観光をしてみるのも楽しいかと思います。
本能寺って、小さな跡しかありませんが。

私は先週行きましたが、丁度京都は紅葉にはいいシーズンです。
この週末は天気が良いようですし紅葉見ながら京都観光ってのも良いですね。

結構前の映画ですけど、見たことがない方は是非一度観賞して下さい!

さて、京都の観光地ですが、映画にも出てくる「平安神宮」、「八坂神社」、「八坂の塔」、「石堀小路」、「宮川町」、「鴨川」、「知恩院」を見て回りました。
映画には出てませんが近くの「清水寺」と「高台寺」にも行ったので次回、ご紹介したいと思います。