上映中映画 SPIDER-MAN No Way Home(スパイダーマン ノーウェイホーム)の感想、お勧め度

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絶賛上映中! SPEDER-MAN No Way Home(スパイダーマン ノーウェイホーム)はスパイダーマンの集大成であり、最高傑作!

2022年1月7日より上映されています。公開初日から話題沸騰! かなり好評のようです。
私も公開翌日に観に行ってきました。
宿敵ミステリオの残した映像によりスパイダーマンの正体が全世界に明らかにされピーター・パーカーはこれまでの様にヒーローであるスパイダーマンと普通の高校生の生活を切り離すことができなくなりました。
その上、過去のヴィランが大集合!一人でも手ごわい敵が幾人も好き勝手暴れまわる中、果たしてスパイダーマンは打ち勝つことができるのでしょうか⁈
窮に瀕したピーター・パーカーはかってともに戦った魔術師ドクター・ストレンジに助けを求めます。
しかし、それは更なる混乱の幕開けでした。

お勧め度 文句なしの★5です!

とても楽しい映画でした。最近、ネット同時配信の映画もありますが、劇場公開のみとのこと。
むしろ是非劇場で見て欲しい映画です。

こんな方にお勧め

マーベル作品が大好きな方
ヒーロー映画が好きな方
アクション・SF映画が好きな方
空中をスイングする疾走感が快感に感じる方


あらためて考えてみるとスパイダーマンって不思議ですよね。
蜘蛛人間なのに当第一のヒーロー。

スパイダーマン ノーウェイホームの脚本は素晴らしいと思いました

他の作品と比べてどうとかいうべきではないでしょうが、これだけ続いている作品の集大成として、映像、脚本、全てに優れた作品を作ったソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントに感謝です
特に私が素晴らしいと思ったのは脚本(クリス・マッチナ/エリック・ソマーズ)です。
2人の合言葉は「スケールは小さくてもいいんだ」というものでした。
それはいくつか意味があるのかも知れません。
ひとつはっきりしているのは、あくまでもピーター・パーカー目線だということです。
ヒーローをしているとは言え、ピーター・パーカーはいち高校生、世界に自分のことをばらされてどうにもこうにもならないと感じたピーター・パーカーは戦友であり頼りになる大人であるドクター・ストレンジのもとを訪れます。
それが結構考えなしなのです。ドクター・ストレンジにお願いすれば大ごとになるのが分かっていそうなものなのにね。
でもそれが、観客目線、大人目線なのかも知れません。ピーター・パーカーは悩み多き一高校生なのです。
それともう一つ感じたのは場面をコンパクトにまとめることでスケール感を表現できているということです。
今までのヴィランが大集合となるとストーリーの上でも場面の上でもとっちらかりそうなものですが、場面場面を限定することで上手くまとめてます。
何人かヴィランが出る場合でも自然に場面を限定していることで今、何が起こっているか観客にもすんなり入る。
凄くストーリーが分かり易く感じました。場面やストーリーを小さくまとめることで複雑になりがちな展開をシンプルにまとめることができています。

これまでのスパイダーマン

CIVIL WAR/CAPTAIN AMERICA(シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ)2016年
SPIDER-MAN Homecoming(スパイダーマン ホームカミング)2017年
AVENGERS INFINITY WAR(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)2018年
AVENGERS ENDGAME(アベンジャーズ/エンドゲーム)2019年

SPIDER-MAN Far From Home(スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム)2019年


マーベル原作でありながらスパイダーマンがこれまでマーベル作品の他のヒーローと共闘できなかったのは権利の問題でした。我々もスパイダーマンがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場することはないと思っていました。
しかし、ソニー・エンタテインメントとMCUとの間に契約が成立し問題が解決し夢の共演がかなったのが『シビル・ウォー』です。
これまでのスパイダーマンも良かったのですが、これより以降はマーベルヒーローたちとの共闘がかなったわけです。
上記の5つの作品はそれぞれで独立しておきながら、続きものの映画といえるでしょう。
最近の傾向ですね。特にマーベル作品がこの傾向を作っているといえるでしょう。

登場するヴィランは

今回のヴィランは下の5人。これまでのスパイダーマンのヴィランたちオールスターです。
これだけで少しわくわくしますよね。

★グリーン・ゴブリン(本名:ノーマン・オズボーン)
 映画「スパイダーマン」に登場。優秀な科学者で会社社長。特殊な血清で超人になるも二重人格になる。飛行メカに乗る。もっとも強力な敵。
★ドック・オク(本名:オットー・オクタビアス)
 映画「スパイダーマン2」に登場。事故で四本の人工アームと融合してしまった科学者。AIに意識をコントロールされ邪悪なヴィランになる。
★サンドマン(本名:フリント・マルコ)
 映画「スパイダーマン3」に登場。犯罪者が逃げ込んだ先の科学研究施設で分子分解実験に巻き込まれ体の組織と砂が融合し変幻自在の砂人間になる。
★リザード(本名:カート・コナーズ)
 映画「アメイジング・スパイダーマン」に登場。優秀な科学者だったが爬虫類の再生能力を応用した薬を自らに打ってトカゲ人間になった。
★エレクトロ(本名:マックス・ディロン)
 映画「アメイジング・スパイダーマン2」に登場。電気技師だったが事故で電気ウナギの発電能力を身に着け同時に性格も邪悪化。

キャスト

トム・ホランド(ピーター・パーカー/スパイダーマン)
ベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ)
MJ(ゼンデイヤ)
ジェイコブ・バタロン(ネッド・リーズ)
マリサ・トメイ(メイ・パーカー)

兎に角、映画館で観てそんのない映画です。
是非、映画館で鑑賞しましょう!

因みに『スパイダーマン ノーウェイホーム』の公式HPはこちらです。